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忠臣蔵外伝 四谷怪談[ちゅうしんぐらがいでん よつやかいだん]
『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(ちゅうしんぐらがいでん よつやかいだん)は、1994年の日本映画。松竹誕生100周年記念作品で、複数の映画賞を#受賞した。監督は深作欣二。 == 解説 == 深作は1978年に忠臣蔵を題材にした映画『赤穂城断絶』を製作していたが、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』が昼の部、『東海道四谷怪談』が夜の部で伊右衛門が赤穂浪士であるという繋がりのある設定を活かして映画化した。冒頭に松の廊下の刃傷シーン、終盤に赤穂浪士の吉良邸討ち入りが描かれ、そこに亡霊となったお岩が浪士の助太刀をするなど(自分を殺害した吉良の侍に復讐)、四谷怪談に赤穂事件を取り入れたホラー映画となっている。 他の映像化作品では武家の子女として描かれているお岩が娼婦として登場すること、悪役の顔に白粉が施されていること、亡霊のお岩が超能力のような力で浪士を手助けをするといった特殊効果の演出が施されている。伊右衛門が赤穂浪士であるのに対して相手のお梅・伊藤喜兵衛・お槇が吉良一門と繋がりがある設定となっている。 『四十七人の刺客』が同じ年に上映されており、東宝・松竹の「忠臣蔵」競作も話題になった。宣伝においては、当時スキャンダルで名を馳せていた羽賀研二が起用され、「誠意大将軍」として四十七士の扮装で刀を振り回すというTVCMが放映された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「忠臣蔵外伝 四谷怪談」の詳細全文を読む
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